このたび第14回日本整形靴技術協会学術大会京都大会を、2018年2月17（土）・18（日）の2日間、 京都大学医学部の構内「芝蘭（しらん）会館」にて開催させて頂きます。本協会は、整形靴技術分野における専門性の確立を図るとともに、その研究、開発、普及を通じ、国民の健康、医療、福祉の発展に寄与することを目的とする団体として2001年に発足致しました。また、日本を代表しIVO（国際整形靴技術者連盟）への正式加盟団体として、国内外の関連組織・団体との交流、協力の推進、情報交換を行っています。また、2016年より日本整形靴技術協会誌 (JIVOJ) を発刊し、研究成果を論文化して学術雑誌に掲載できる体制も整いました。これにより、益々アカデミックな協会として発展し、皆様の御期待にお応えしたいと思っております。

毎年行われる学術集会には、靴事業関連の方々はもとより、医師・看護師・理学療法士・義肢装具士などの医療関係者の参加も増え、更に大学関係などの教育者やフットケア関連の方など幅広い業種の方々に御参加頂くようになりました。これもひとえに、ご尽力頂いた多くの諸先輩方やご支援頂いた企業様のお蔭と心より御礼申し上げます。
今回のテーマは『技と英知のエクスペリエンス』～医療と技術の融合～。まさしく医療の知識と専門性が整形靴の技術と融合したとき、素晴らしい化学反応を引き起こすのではないかと多くの期待が寄せられております。 今学会におきましても、特別講演では各々の分野で活躍されておられる講師の先生方をお招きし、興味を持って頂けるテーマを企画致しております。特別展示としましては、日本中の整形靴技術者に御協力を頂き「匠の技（整形靴）」を直接手に取って見て触れて頂けるコーナーを企画致しております。

職種の垣根を越え、より広く深く知識や情報を共有し、日々のめまぐるしい進化に対応できる柔軟性を持つことが我が国における整形靴の発展に寄与できるものと願っております。寒い時期での開催ではありますが、京都北野天満宮では梅苑公開が始まります。小さな春の息吹を感じて頂きながら、学会では大いに議論の花を咲かせて頂くことを祈念致しております。
本大会の趣旨をご理解頂き、皆様のご参加と御支援、御協力を賜りたくお願い申し上げます。

※演題申込、参加事前申込、宿泊申込　ホームページにて受付中です。
詳細につきましては、大会ホームページhttp://www.ivo-kyoto14.jpをご覧ください。